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2006年1月24日 ShoppingOn編集部
2006年MotoGPプレシーズンが、本日マレーシアはセパンの高温度と高湿度の中で解禁された。殆ど全てのグリッドは、激戦が予想される今シーズンに向けて開発が進められるマシンで埋まった。
レプソルホンダチームは本日初日のテストを、ニッキー・ヘイデンと期待の新人であるダニエル・ペドロサの二人のライダーで終えた。彼らがRC211Vのテストを行うのは昨年11月のここセパン以来だ。
ヘイデンはMotoGPレプソルチームでの4年目を迎え、昨年末の好調を引き続き今シーズンに持ち越しての勝利に期待が高まる。本日は85周回を終える中で、昨年モデルと2006年型プロトタイプの両方で走り、開発を進めた。
2004年と2005年の250cc世界チャンピオンのダニエル・ペドロサにとって、今年はMotoGP参戦初年度になる。今回のテストで中心となるのは、身長のあまり高くないに彼にとって最適なRC211Vのポジションセッティングを行う事だ。彼の才能はまだ未知数だが、若き20歳のバルセロナ顔の彼にとってハイパワーなMotoGPマシーンを乗りこなす事は、彼が以前に乗っていた軽くて出力の少ない250ccマシンと比較して、より体力勝負となるだろう。
二人のライダーは初日のテストに戻れた事を嬉しく思っており、残り2日間のテストにも意欲を見せている。
ニッキー・ヘイデンは、昨年と変わらぬ明るいコメントを述べている。マシンの仕上がりにはご機嫌のようだ。
「今日は快調でしたね。新しいパーツをいくつか試して良いデータを集める事ができました。ヘレスの開幕戦までには、新しいバイクの開発に目処をつけておきたいですね。今から楽しみです。今回仲間たちと一緒にここに戻れて最高です。みんなでスコップかついで『さあ仕事だ!』って意気込みですよ。」
ダニエル・ペドロサは、高タイムには満足しているものの、改めて自己の体力増強が必要と感じたらしい。
「今日はここまで良いタイムが出るとは思っていませんでしたので、凄く嬉しいです。コースのコンディションがリアタイアのグリップを前回の11月より上げてくれたのが良い結果につながっていると思います。現段階での私の課題はマシンに慣れる事と、最適なライディングポジションを見つける事です。しかし疲労が実際激しいので、自分の体調をもう少し良くしなければいけないと思います。MotoGPバイクは本当に筋力を要求されますので、息がすごく荒くなってしまいます。課題は持久力ですね。数周回は良いタイムを良いリズムで出せたのですが、もっと走り込みが必要だと思います。」
レプソルホンダチーム監督の田中誠氏は、二人の若いライダーに次世代の風を感じるとして、以下の通り述べた。
「今日は新しいマシンにいくつかの進展が見られました。午前中はそれほど良いタイムを出せなかったのですが、午後は新しいパーツの導入と共に良い結果に繋がりました。ダニーは着実にステップを踏んでおり、11月のテスト比べて非常に調子をあげています。ここまでの進展は本当に嬉しいです。今年はレベルが高いですね。新しい世代のライダーが多くて面白いシーズンになりそうですよ。ヘレスの開幕が待ち遠しいですね。」
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