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2006年1月23日
カワサキは、11月末にここセパンで行ったテストで、既に2種類の新エンジンを試している。その両者を中野は「従来の延長線上のものと新しい試みのもの」と説明をしていた。今回、ニューマシンとして投入されたモデルは、そのときのプロトタイプのうち、「新しい試み」のエンジン採用したのだという。
「爆発タイミングが今までのものと違うんです。ただ、今後のテストでまだまだ変わっていく可能性はあるんですけど。今のエンジンの問題は、リアのトラクションがかかりづらいこと。パワーをかけたいところですべってしまう。それが課題ですね」
フレームもなかなか悪くはなさそうだ。
「ただ、もうちょっとバランスをとりたい、というのはあるけど、根本的な方向性としては悪くないですね」
「今回はタイヤテストと、エキゾーストなど細かいパーツのチェックやアジャスト等が主なテストメニューです。今シーズンはIRTAテストから波に乗っていきたいし、そのためには今のうちから自分のなかで流れを作っていかないといけませんからね」
明日は、別フレームやマフラーなどをテストする予定だという。 (西村章)
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