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2006年1月23日
松戸直樹がＺＸ−ＲＲに乗るのは今回のセパンテストがほぼ初めてのことなのだという。
 そのほぼ初乗りに近い状態で、いきなり２分４秒４を記録した。しかし、本人は「きっと５秒台だと思いますよ」と、データのほうが間違いだと照れたような笑顔を見せる。
「ベース車がぽっと乗ってもそこそこ走れてしまうくらい、ある程度できあがってるんですよ。真矢が作りあげてきたところから、いろんなテストを始めているんです。今回のマシンは06年仕様のテスト車輌で、ふたり（中野、ド・ピュニエ）と基本的には一緒。テストライダーというのは初めての経験だけど、レースライダーに近いタイムでどんどん走れないとパーツを試す意味がないし、それができなければテストライダーとしてはだめだと思う。でも、真矢のレコードタイムから比べるとまだまだですよ」
今シーズンは、ツインリンクもてぎで行われる日本ＧＰにスポット参戦の予定だという。
「ファクトリーだから、テストするパーツがたくさんあるんですよ。それを良い状態に持っていって、レースライダーふたりに渡して良い結果を出してほしいですね」 （西村章）
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