SBKドゥカティー、チェカ獲得の噂を否定
2006年1月21日 ShoppingOn編集部

米国のCycleNewsOnlineとSuperbikePlanetが、チェカのSBKドゥカティー入りの可能性を否定するSBKドゥカティー・ワークス、チーム監督のコメントを掲載している。

オーストラリアから噂として昨日流れてきたカルロス・チェカの情報だが、これは現在のバロスのケースに近い話だ。ドゥカティー・ワークス・チームでの期待の新人ロレンツォ・ランジが、カルロス・チェカによってチームから押し出されそうになっていたという。

その噂では、一時期ランジは古巣のSCカラーチに、ワークスバイクだけ与えられて戻るように計画されていたらしい。

この件についてインタビューを受けたSBKドゥカティー・ワークスのチーム監督のパオロ・チャバッティは、明らかにイラついた表情を見せて内容を否定した。

「そのような事実はありません。そんな事は考えた事さえありません。私たちのチーム体制が決定し、締結したのは遥かに昔の話です。以前にもマックス・ビアッジのチーム入りについて否定したように、私たちには別のライダーに新しい機材を提供できるような余裕はありません。ビアッジにできないのに、他のライダーにはできるなんて事は有り得ません。」

パオロはロレンツォ・ランジの個人的な大ファンとして知られている。彼をヨーロッパのSBKに連れてきたのは誰でもない、彼自身だ。確かに2004にはWSS、2005年はSBKで2回の優勝をしているランヂを彼が追い出すとは考えにくい。

「それに、トロイ(ベイリス)というSBK熟練者も私たちのチームです。どうして他のライダーを呼ぶ必要があるんですか?私たちが別の老人チームを作るとでも言うんですか?確かに噂にあがった二人は素晴らしい才能のライダーだが、私たちのランジには未来がある。彼は若く、まだ24歳でありながらSBKで既に優勝経験を持ち、しかもイタリア人です。これは非常に重要な事なんです。イタリア人がドゥカティー・ワークスで高いレベルの勝利をあげた事はもう何年もないんですから。」

今年のドゥカティーはイタリア人の優秀なライダーを抱えるという稀な機会に巡り合えた。チェカに1,000万ドル(11億5,000万円)を積まれようとも、ランジを追い出す事など有り得ないだろう。

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