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2006年1月19日 ShoppingOn編集部
ユーロスポーツ(ドイツ)が伝えたところによると、アレックス・バロスのクラフィ・ホンダ移籍により、
思わぬ惨事が生じているようだ。
ドイツ人のSBKライダーであり、クラフィ・ホンダチームに所属する22歳のマックス・ノイキルヒナーは、
自分のバイクに12番をつけ終えた直後に衝撃的な事実を知った。チームメイトとなるアレックス・バロスの
契約上の問題から、彼の巨大スポンサーがチームから撤退するというのだ。事実上、ノイキルヒナーは所属
するチームを失い、クラフィ・ホンダはバロスの1台体制になる可能性がある。
「バロスには何も影響はないでしょうし、全てがうまくいくでしょうね。しかしながら、私のような若手に
とっては大問題です。家に帰れと言われているようなものですからね。」と、ノイキルヒナーはイライラし
ながら語った。
SBKの2006年シーズン開幕は2月25日である。もし、彼が今から所属できる新しいチームを探したところ
で、テストの余裕もなければバイクの調整に費やす時間もない。
ノイキルヒナーの昨シーズンのチームオーナーであるクラウス・クラフェンボックには、彼を今シーズン走
らせられるだけの費用を捻出する事ができない。「君に費用があれば、走る事は可能だが。」とノイキル
ヒナーは言われたようだ。
この宣告を受け、銀行強盗をするわけにもいかない彼は現在、全てのプライベートチームやスポンサーを巡
っているようだが、未だにシートを確保する手段は見つかっていないらしい。
全てのSBKファンは、ノイキルヒナーが確実にクラフィ・ホンダとの交渉を済ませているものと現在まで信
じていた。しかしながら、実際は「2番手ライダーは、チームへの融資が確認された場合にのみ契約が可能
」という約束しかされていなかったようだ。
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