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2006年1月19日 ShoppingOn編集部
昨年は2回の優勝と、それ以外にも2回の表彰台を獲得したカピロッシは、イタリアのスキー・リゾート地で開催されいているMotoGPプレス・スキー・ミーティングにおいて、今シーズンへの抱負を以下の通りコメントしている。
「勝利への準備は整っています。マシンは最大限に進化を遂げました。開発には初期段階から関わってきましたので、今年もデスモセディヂに乗れる事を光栄に思います。」
「今年も年間シーズンを通して、GP06の性能を可能な限り引き出せるように開発を続けます。タイトル獲得に向けても良い結果を期待できるでしょう。」
「勝利への意欲を持って、テストに復帰したいと思います。まだ多くの開発作業が残っていますし、次のマレーシアから既にタイトル争いは始まっていますから。今期は厳しいシーズンになる事が予想されますので、気が抜けません。」
「優秀なスタッフに恵まれてチームは最強ですし、モチベーションも高くなります。技術も信頼性も高く、素晴らしい体制です。」
同じくプレス・スキー・ミーティングに参加しているドゥカティー・レースチームの管理者、クラウディオ・ドメニカリは、新型マシンの革新性について以下のように語っている。
「デスモセディヂGP06は、GP05の発展モデルであり、外観にそれほどの違いはありませんが、実際は大きく進化しています。重量は軽くなりましたが、リムとフロントフォーク、それにシャシーの堅牢性は8割以上高くなっています。」
「人間工学に基づき、ライダーの要求通り燃料タンクの形状を改善しました。また、ドライバビリティーの改善にも重点を置き、ライダーの要求とコースコンディションによって、エンジン出力とその伝達を調整する新しい技術と機材の開発に成功しています。」
「エンジンパワーも改善されています。燃料の流動性を高め、熱効率の良いエンジンレイアウトを実現しています。また、燃料消費を抑えて出力を増す試みもしており、エンジン内部の抵抗には最大限の注意を払いました。」
「今私が最も誇りに思うのは、この新型モデルの信頼性です。2005年は二人のライダーで17戦を戦いましたが、トラブルは全く生じませんでした。この調子を2006年にも持ち込みたいと考えています。」
「バイクの進化は、パートナーであるブリヂストンの協力の下で実現しました。まだコースで試すべき多くのテストが残っていますが、昨シーズンの終盤の走りからも、我々の開発の方向性が正しい方向に向かっているという自信があります。私たちの目標は、どのサーキットにおいても同じ競争力を維持する事です。」
「ライダーを含め、2006年のチーム体制は強力です。ロリスは、このバイクとタイヤの組み合わせで、ミスする事なく良い結果をもたらしてくれます。また、新しくチームに所属し、重要な役割を担うセテ・ジベルナウを温かく歓迎します。セテは素晴らしいライダーですし、この二人によりチームは発展するでしょう。」
最後に、ロッシとビアッジの4輪転向に関する噂へのコメントとして、カピロッシが述べた内容を紹介する。
「私の心は二輪にしかありません。マシンが800ccになる2007年も、ドゥカティーで走ると思います。まだ体調も良好ですし、近いうちに二輪レースから引退する気はありません。」
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