スキー場からセテ・ジベルナウ公式インタビュー
2006年1月17日 ShoppingOn編集部

イタリアのスキー・リゾート地で、セテ・ジベルナウの公式インタビューが行われた。 ドゥカティーチームは1月16日から5日間の予定で、MotoGPプレス・スキー・ミーティング(WROOOM)に参加している。このミーティングはマルボロチームの主催で行われており、ミヒャエル・シューマッハをはじめとするF1のフェラーリチームも参加している。

2006年、スペイン人のセテ・ジベルナウはイタリアのドゥカティ・ワークスに所属し、MotoGP世界タイトルを狙う。ジベルナウは、今以上に勝利への闘志を燃やした事はないと言う。

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「開幕と勝利への意欲は非常に高いです。ドゥカティーは私の闘志を常に高めようとしてくれています。」

「今年も厳しい年になるでしょうね。頭を前に落として、ひたすらプッシュしていく事になると思います。ライバルも多いでしょうね。思い通りにいかない事もあるでしょうが、最後まで力を出し切るつもりです。」

「2005年シーズンは、冬季テストでは常にトップタイムをマークしていたのに、本戦で結果を出す事ができませんでした。何かが噛み合っていなかったのでしょう。」

「私はいつでも全力で戦っていますので、モチベーションを常に高める事が大事になります。これは冬季テストについても同じ事が言えます。」

「チームの技術レベルの高さには驚きました。日本のファクトリー勢に引けを取っているとは思いません。ドゥカティーは、ホンダがドゥカティーを見るのと同じように、ホンダを見ています。これは知識があるからこそ出来る事です。」

「バイクの乗り方はホンダとは全く異なりますが、ライダーがそれを受け入れれば、バイクはライダーを受け入れます。完璧というものは存在しませんし、その都度、臨機応変に対応していけば結果は出ます。」

「去年はミシュランタイヤにいくつか問題を抱えていました。でも、それについはもう話したくありません。ブリヂストンにはすごく期待できますね。2005年の好調さは2006年にも発揮されるでしょう。」

「私の人生においてかつてないほどに、大げさな表現かと思うかもしれませんが、自分の中にある大きな勝利への決意を響きとして感じるのです。苦しむ事を恐れません。チームと共に、初戦から最後までを通して頑張ります。チームやライダーの全てが噛み合ってこそ、勝利への道が開けるのですから。」

「ここまでのテストを通して、デスモセデヂを乗りこなす事には自信を持ちました。今は自分にとって至福の時と言っても良いでしょう。現在において認めざるを得ないのは、ロッシは世界最強であり、ヤマハのマシンにも良い影響を与え続けている事です。ドゥカティーは開発ライダーの数が他のチームと比べて非常に少ないので、私とロリスは一般のライダーよりも多くの時間を開発に費やす事になるでしょう。」

「今年はバロスやチェカ、ビアッジと言った優秀なライダーがMotoGPを離れました。いずれは自分も同じ立場になるでしょうが、それがスポーツであり、誰にもそれを変える事はできません。また、たくさんの若手選手が登場する事になりますが、彼らにとってベテランライダーはまだ強敵だと思います。面白い戦いになるでしょうね。」
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彼はチームに所属してすぐに、チーム・メイトであるカピロッシに尊敬の念を頂いたそうだ。セテは2004年の10月2日のカタールGP以来、勝利に見放されている。今年はドゥカティーのデスモセデヂでバ レンティーノ・ロッシ追撃を狙う。

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