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2006年1月16日 ShoppingOn編集部
コニカ・ミノルタ・ホンダからの公式発表によると、1月23日から25日に行われるメーカー合同テストに玉田誠選手は参加さず、その次の1月31日のフィリップアイランドから参加をするようだ。
以下が、コニカミノルタ・ホンダからのプレスリリースである。
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2005年の終盤、多くの移籍問題などの様々な驚きがありましたが、最高峰クラスのMotoGPクラスは4ストローク990ccにおける5度目のシーズンを迎えようとしています。
コニカ・ミノルタチームは、2005年と同じ体制で新シーズンを戦います。コニカ・ミノルタ・ホンダチームのモーター・スポーツにおける技術管理を行うJiRは、各パートナー企業とのより安定した日本のモーターサイクルプロジェクトへの貢献を目指し、タイトルスポンサーには多国籍企業であるコニカミノルタ・ホールディングスInc、テクニカル・パートナーにはホンダ、ライダーには玉田誠選手とういう体制で、引き続き4度目となるMotoGPシーズンを戦う事を表明します。
■JiR総監督 ルカ・モンティロン
「私たちJiRの主な開発方針の一つは多様化です。2002年以降、私たちはこのプロジェクトが困難である事を十分に承知しながら、日本の市場に向けた開発を意欲的に行ってきました。そして、スポーツと経営的な観点の両面において、多くの満足のいく結果を得るに至りました。
日本の技術ある多国籍企業が、MotoGPの歴史上初めてタイトルスポンサーとなり、そのチームにJiRを選びましたが、今回これは簡単な事ではありませんでした。
ここまでの数ヶ月間、私たちは今後の中長期間に渡っての安定した体制を維持できる保証がありませんでした。本当に、今回も私たちを信頼して下さり、契約を更新して下さったコニカミノルタとホンダには、深く感謝を申し上げます。
2006年、JiRはより多くのサービスを、コニカミノルタと、他のパートナー企業の皆さんに提供できるように努力して参ります。過去のシーズンを通して実感している通り、モーターサイクルレーシング業界は、今後もより発展を遂げるでしょう。JiRは、多くのプロの皆さんの下で、最良の結果を獲得していく所存です。
ベルナルデレの指導の元で私たちのグループはRC211Vを調整して参りますが、これは技術面においてもスポーツ面においても、玉田誠選手を支援する上で必要且つ最も最良の体制になると思います。
■JiR技術監督 ジュリオ・ベルナルデレ
昨シーズンの終わりから、私達は2005年シーズンの結果の解析に着手しました。
その解析結果と過去2シーズンのデータを比較することで、私達の技術的な能力を
高める為には、何を改善して行くべきかを把握できました。
私達は、スタッフの能力を高める事と、機材を自分たちの望み通りに開発できるよう調整するのに時間を費やしました。数々の検討とプログラム作成に一区切りがつき、私は本当に有益なものが出来たと考えています。
変更点の一つは、冬季テストへの取り組み方です。
昨年は、2004年シーズンの終わりからヘレスでの初戦までの間、玉田選手と共に、約9000kmを8つのテスト・セッションに分割して走破しました。テストシーズンでは、総合的にみてどのテストにおいてもほぼ最速ラップを記録していたのですが、シーズン開幕後は初戦から予期せぬ苦戦を強いられました。
今年はテストの回数を減らして、テスト内容の質を高める事に重点を置きます。
最初のテストは1月31から3日間実施される予定のフィリップ・アイランドになります。
フィリップ・アイランドは、その独特の低温からなるコンディションの為に
2005年は結果を残せていませんので、ここを最初のテストに選びました。
冬の終わりには、2月14日からの3日間、セパンにおける高い気温でのテストを
実施する予定です。
私達は、このテストプログラムがシーズンの最初に良い結果をもたらすと信じています。
また、春のヘレスのコンディションを研究する事に多くの時間を費やしたいと思います。
■コニカミノルタ・ホンダ ライダー玉田誠選手
今回は本当の意味で充電する時間が必要でしたが、冬休みのお陰でリフレッシュする事ができました。肉体的なトレーニングも済みましたし、もう大丈夫です。去年は満足とはかけ離れたシーズンでしたが、今年はもっと良い結果が望めると確信できます。
結果を信じる事が、私には重要なんです。2006年シーズンは自分のキャリアにとって前向きなターニングポイントだと思いますから。
私は、自分自身とチームの可能性を信じなかった事は一度もありません。
ホンダとコニカ・ミノルタが、引き続き私を信頼してくれる事に感謝します。
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