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2006年1月14日 ShoppingOn編集部
チェカとヤマハとの契約はあと一歩のところまで来ている。
シト・ポンスの2006年MotoGP撤退が発表された直後から、チェカは自分が走れる可能性のある全てのチームに対してアプローチをかけ続けてきた。
「もう神に頼むしかない状態です。私は今、不可能な事に挑戦している。」とカルロスは言う。
現在チェカが頼りにしているのは、彼に興味を示してくれているヤマハだ。
ヤマハの日本クルーも、かつてのチェカとの仕事には好印象を持っており、ロッシとエドワーズに続く3台目のワークス車両をチェカに提供する可能性があるようだ。しかしながら、この場合でも、チェカが所属するチームはヤマハのサテライトであるTECH3だ。TECH3のチームオーナーであるエルベ・ポンシャラルは、チェカを歓迎しているようだ。
「ヤマハは私に興味を示し、皆の同意の下で声をかけてくれました。」
しかしながら、チェカには一つ納得できない問題が残っている。それはタイヤである。
TECH3はその経済的な事情から、最も運営コストが安いダンロップタイヤを今期は選択している。
チェカにはこれが、どうしても納得できないようだ。
「現段階において、このタイヤでは、表彰台争いに加わるのは難しいと思います。フロントローに並べないタイヤを選択する気はありません。ヤマハと一番相性の良いタイヤはミシュランです。」
チェカは、ヤマハだけではなく、今回ミシュランからのオファーも受けている。すでにダンロップとの契約を済ませているTECH3に所属しながら、ミシュランタイヤを装着するような事が可能になるのだろうか。
チェカの望む奇跡が、今回起きないとも限らない。
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