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2006年1月11日 ShoppingOn編集部
FIM(モーターサイクル国際連盟)の会長であり弁護士のフランチェスコ・ゼルビ氏は、現在も続いているヤマハとゴロワーズ、およびビアッジ問題等について、HRCの取締役社長である金澤賢氏から事情を聞くらしい。
海外の新聞では、毎日のようにこの2社間の論争が報じられており、その他にも、最近のビアッジに関する噂も最高の記事ネタのようだ。
「FIMは予てから現在のような状況を好ましくないとしている。不幸にも、今回のようなケースは、法的な処置を取る以外に解決策がない。」と、ゼルビ氏はコメントしている。
どうやら、今回の一連の騒動に対して、連盟も重い腰をあげるようだ。実際のところ、最近の日本メーカーはMotoGP業界における政治的な主導権を、DORNAの管理下において強めている。
DORNAの代表者であり権限を持つカルメロ・エスペレータは、テレビ放映権の収入の一部を直接メーカー等に分配しており、サテライトチームはこの恩恵を一切受けていない。
「これは由々しき事態であり、到底容認できるものではない。この件に関して、2月3日にスイスのジュネーブでホンダの金澤氏と会談をする予定だ。」
ついに、FIMの会長と、メーカー全体を取り仕切るMSMAの代表者が、会談を行う事態にまで発展したようだ。FIMは、今回の動きは各団体の運営方針に干渉するものではないと説明している。
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