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2006年1月7日 ShoppingOn編集部
ヤマハのスポンサー問題に関しては多くの憶測が飛び交っているが、motogradprix.itは、信憑性の高い情報筋からの内容として、キャメル・ヤマハ成立に関するいくつかの記事を本日掲載している。
現在までに、キャメル・ヤマハの交渉はほぼ完了しており、正式な発表を来週にひかえているという事らしい。噂では、キャメル・ヤマハチーム・レーシングWebSiteなるものが既に完成しているらしく、記事を読む上では、これがガセネタとは思えなくなる。
ここまでのキャメルのスポンサー費用提示額を見てみよう。ホンダ・ポンスへは600万ユーロ、カワサキとスズキには1200万ユーロを提示したと、以前の記事ではご紹介したが、今回のヤマハワークス(ロッシとコーリン)への提示額は1,800万ユーロだったらしい。
この情報を受け、すでにアルタディスの弁護団は活動を開始しているようだ。
記事によれば、キャメル以外にもスポンサーの申し入れを行った企業がいくつか目撃されている。ヤマハからホプキンスと一緒にスズキにうつったレッド・ブルもその一つだ。レッド・ブルは、2006年HRCのスポンサーにもなりたがっていた筈だが。ちなみに、レッドブルは米国の清涼飲料水メーカーである(味は日本のオロナミンC)。
以前にバロスが2004年のゴロワーズとの契約を破棄し、ホンダに戻った事は記憶に新しいところだが、この時に法廷がバロスに命じた罰則金の額は290万ドル(3億円)だった。
キャメルがヤマハのメインスポンサーになる事によって、今回もおそらく法廷闘争にまで発展するだろう。レッドブルが今回スポンサーを降りた理由の一つには、このいざこざに巻き込まれたくない事もあるようだ。
記事中には「来週の公式発表」とあるが、少なくとも冬季テストが解禁される1月23日までには明らかになるだろう。
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