カルロス・チェカインタビュー
2006年1月6日 ShoppingOn編集部

チェカの2006年シーズン参戦はどうなるのだろう。DORNAは、彼のために経費を本当に出資する気があるのだろうか。また、ヤマハと決別したばかりのアルタディスグループ(スペイン企業とフランス企業の合弁会社)が、チェカのスポンサーを引き受けるような可能性はあるのだろうか。

カルロス・チェカのインタビューがスペインの複数サイトに掲載されたので以下に引用したい。

「現段階では望みは消えている。先月のセパンでのテストで、ポンスは来期のスポンサーを獲得できない事を理由に2006年シーズンを欠場するという、大変に残念な話を聞いた。」

「2006年に向けて活動ができるかどうかは、代わりのチームが見つかるかどうかにかかっている。今は複雑な状況だと言わなければならない。チームには絶対的な信頼を置いていたし、問題は起きないと固く信じていた。」

「だからと言って、今の状況を後悔したり、スポンサーの問題について誰かに責任を追及する気はない。今までそうであったように、私にはそのような主義はない。今確実なのは、ポンスチームから私への2006年度に向けてのオファーは幻となってしまった事だけだ。」

記事は「全く望みのない状況」としているが、チェカ本人は最後に前向きな意見を述べている。

「私はいつでもファイターだ。チャンピオンシップへの情熱は一切の揺らぎもない。私は2006年シーズン参戦への可能性を、決して諦めない。」

人柄に定評のあるカルロスだが、彼の誠意と情熱が、この困難を乗り切る事を願わずにはいられない。先ほどあがったGPoneの最新記事では800ccデスモセディチ のテストライダーになる可能性を述べているが、これはあくまで推測論である。
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