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2006年1月6日 ShoppingOn編集部
今回のシト・ポンスの2006年シーズンからの撤退劇を受け、各国のメディアも大きく反応している。
スペインの有名サイトas.comは、スペイン人オーナーのチームがなくなり、チェカやチャウスなど、スペイン人ライダーが一気に減る事を危惧している。
また、米国のいくつかのサイトはDORNAを批判している。「バイクレースは、技術論よりもスポンサーシップが成功の鍵を握るケースが多々あると思う。DORNAはこうした現実への配慮を無視した結果、巨大なスポンサー投資を逃すという、MotoGP界を後戻りできない大きな危機に直面させてしまった。」
同様にイタリアのサイトもDORNAに批判的だ。「DORNAがもっと各チーム監督の意見を尊重し、スポンサーシップの重要性を理解していれば、このような状況には陥らなかっただろう。一度失った大手スポンサーが二輪ロードレースに戻る事は少ない。」
F1を例に取るケースも少なくない。イタリアと米国のメディアは、「4輪の世界でF1が引き起こしている資金難の状況と同じ。これによりF1はスポーツ性を失いかけている。F1ファンの怒りを見ればわかる筈だ。」と述べた。
また、ビアッジの問題に立ち戻ってスポーツ精神の欠如を批判するサイトもある。「見ていて不愉快なのは、DORNAとメーカーとスポンサー、およびライダーとのいざこざだ。これがプロフェッショナル・スポーツの世界だとは信じ難いし、ビアッジのようなケースは今回で終わりにして欲しい。」
こうした批判的な意見とあわせて、「2006年はWSBKの方が面白そう」とする記事も増えている。
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