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2006年1月4日 ShoppingOn編集部
先ほどのホンダポンス撤退に関する続報を、オランダとスペインの記事から引用する。
オランダの記事は、88年と89年に世界250ccのチャンピオンとなり、その後は25年間に渡り最高峰クラスに関与
してきた現スペインチームのオーナーであるシト・ポンスが、2006年はチーム共々にMotoGPからの撤退を余儀な
くされた事を伝えた。
シト・ポンスは、前の記事で述べたHRCやホンダ・スペイン、および2006年にライダーとなる予定だったカルロス・
チェカとケーシー・ストーナーに対する感謝の言葉以外に、以下の内容を述べている。
チームとシト・ポンスは、2007年のチャンピオンシップを目標として、今後の活動を開始するそうだ。また、過去3シーズン
のスポンサーであるJTインターナショナル(キャメルを所有)には今でも深く感謝しており、アレックス・バロス、トロ
イ・ベイリス、HRCやミシュラン等のパートナーに感謝を申し上げたいとしている。
このオランダの記事が「大変に衝撃的」としているのは、過去3回のシーズンをキャメルと共に戦ってきたポンス
が、マックス・ビアッジの名前を記者団の前で挙げなかった事だ。
IRTAの代表として知られるシト・ポンスは、今後もMotoGPの運営活動には参加を続ける。DORNAとのMotoGP運
営に関する契約交渉は彼の役目であり、テレビ放映権等も彼に帰属している。
スペインの記事は、ポンスの将来よりもスペイン人ライダーであるカルロス・チェカの2006年シートを心配している
。チェカのGP参戦は、ポンスチームの動向次第であると本日まで伝えられてきた。チェカは昨年末までポンスの
MotoGP参戦を信じ、母国の各サイトに2006シーズンへのモチベーションの高さや抱負を述べていた。しかしなが
ら今回の結論により、彼の世界GPでのグリッド確保は難しくなってしまった。
第二ライダーとなる予定だったケーシー・ストーナーは、ポンスチームのRC211Vで昨年末の合同テストに参加を
していたが、既にルーチョ・チェッキネロのチームLCRからMotoGPに参戦する事を発表している。
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