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2005年のMotoGP観戦者数
インテリマーク編集部
2006年1月4日

日本でも観客動員数が増えつつあるMotoGPだが、世界でのレース観戦者数はどのくらいだろうか。MotoGP公式の集計値を以下に引用したい。

■テレビ視聴者数

2005年シーズンの17レース通してのテレビ観戦者数は延べ52億9千万人に上る。これは、2004年シーズンに比べて6千万人以上多い数字だ。

MotoGPは、世界の主要テレビネットワーク50局を通じて207ヶ国に中継されており、1レースあたりの平均視聴者数は3億1千百万人。このうち、生中継を見ている視聴者は世界184ヶ国に渡り、その人数は1億4千2百万人だ。EU加盟国の総人口が4億5千人である事を考えると、これは大変な視聴率になる。

■テレビの放映時間と放送種別

2005年シーズンの、世界におけるテレビ放映時間の合計は3千7百90時間。無料放送である地上波の視聴者の延べ人数は50億人。ケーブルテレビや衛星方法による視聴者の数は、延べ2億7千6百万人。現在の日本は後者に属する。

■サーキットでの直接観戦者数

2005年シーズンは、サーキットでの直接観戦者数が203万545人を記録し、史上初めて200万人を突破した。ポルトガルとイギリスは雨天により観客動員数を減らしてはいるが、シーズン全体では去年の10%を越える増加率だ。ただし、去年の16レースよりも1レース多い17レースが開催されている為、1レースあたりの平均増加率に換算すれば4%増となる。(昨シーズンは、世界で最も人口の多い中国や、歴史上初めてアジアとヨーロッパの境に位置するトルコでも開催された)

この観客動員数の増加は開幕戦から始まっている。ヘレスには23万7千230人が集まり、これは昨年よりも3万人多く、15%の増加率だ。久しぶりに世界GPが戻り、ニッキー・ヘイデンが初の勝利を飾ったラグナセカには、15万6千653人が週末に集まった。ブルノとセパンは20%以上の増加率を示し、カタルニアとザクセン、およびムジェロは10%増だった。

■MotoGP公式Webサイト

昨年リニューアルしたMotoGPの公式Webサイトには、200ヶ国より年間3千万人の訪問者があった。また、ライブタイミングによるレースの視聴者数は22万人に上り、これは昨年より5万人多い数値だ。月平均の訪問者の数は、重複カウントなしで100万人に上るという。


上記の数値から、MotoGPの人気ぶりがうかがえるが、日本での状況はどうだろうか。手元の数値では、玉田選手の優勝と、中野選手の表彰台で沸いた2004年ツインリンクもてぎの観客動員数は3日間で9万4千703人、2005年は3日間で9万6千50人であり、日曜日のみの数値では99年の初開催から過去最多の6万8千15人を動員している。ここ数年は増加傾向にあるようだ。

今年はFASTER2の劇場公開が世界と同時に実現する可能性もあるが、MotoGPのテレビでの地上波放映は実現しないものだろうか。1レースあたりの世界での衛星放送における平均視聴者数は1623万人だが、この数値の何割を日本のファンが占めるのかは不明だ。地上波放送さえ実現すれば、一気に日本でのMotoGP観戦者数も増加する気がしてならないのだが。


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