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2006年1月3日 ShoppingOn編集部
年末の記事でも少しお伝えしたが、ラグナ・セカは、コースラインの改修とエスケープ・ゾーンの拡大に向けて、700万ドルの投資を行う事を
発表した。工事の中心となるのは第6コーナー、有名なコーク・スクリューのエスケープゾーン拡大による安全
性の確保だ。コーナーの両サイドにはエスケープゾーンが設けられ、直前の上りストレートは平らになる。
ニッキー・ヘイデンは、「意義のある工事が行われて嬉しい」とはするものの、コースラインが変わる事については
「バス停と間違えるようなシケインのあるサーキットは嫌だ。単に速度を落とす事だけを考えたようなカッコ悪いサ
ーキットにはしないで欲しい。」と、不安な一面を覗かせている。
また、上りストレートが取り払われる事については、「僕だってあの上り坂はあまり好きじゃないけど、あれがラグ
ナ・セカなんだ。タイヤがスピンしないように走れるのは運じゃなくてテクニックだよ。平らにす
るなんてあまり良い考えじゃないね。いろんな要素が絡んで抜きにくい場所だったのに、簡単にパスできるストレ
ートになってしまう。」と少々憤慨気味だ。
サーキットの改修により、とんでもないアクシデントを巻き起こしたケースも過去にはある。ラグナ・セカの改修には、二輪四輪ともに安全性を確保でき、同時にレースの醍醐味も損なわない配慮に期待したい。
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