好青年ペドロサのインタビュー
2005年12月24日 ShoppingOn編集部

スペインのサイトには、多くのペドロサ関連の独占インタビュー記事がある。

今月のセパンでのテストの後、ペドロサはいくつかの興味深いインタビューに回答している。レースでの勝利後にもあまり笑わない印象のある彼だが、母国のインタビューを見ると実に好青年である。確かに、日本人選手の海外でのインタビューは実にふてぶてしい英語表記に変えられている事が多いので、それぞれの国での実際の表情と世界に立つ時の顔は異なるのだろう。

MotoGPクラスで本格的にテストに参加した感想については、サスペンションのセッティングがまだ決まらないので、トラクションのかけ方がまだ良くわからないとの事。コーナー進入ではチャタリングに悩み、クラッチに頼りすぎる傾向がある事を本人は気にしている。ただ、それを除いては250ccよりMotoGPの方が乗っていて快適に感じるそうなので、今回初めてRC211Vに乗った時のシェーン・バーンの気弱なコメントとは大違いだ。バーンはBSBに復帰し、GSX-R1000のテストを楽しんでいるようだが。

ロッシとコースを走ってみてどうだったという質問には、コース上で彼の後ろについた時、「わあ、これがバレンティーノ・ロッシか!」と、後ろ姿をしばらく眺めてしまったらしい。250ccチャンピオンのペドロサと言えども、ロッシの走りはコースの外かテレビでしか見た事がなかったので、実際にロッシのすぐ側を走っているという事実に感動したようだ。

ホンダワークスという歴代のチャンピオンたちが座ったシートに自分が座る事についての感想は、ドゥーハンやクリビーレ、古くはスペンサーの通った道に今自分が居るという責任感を感じているという。最高峰クラスでの最年少勝利記録はフレディー・スペンサーが19歳の時(1982年のベルギーGP)という事実をペドロサは知らなかったらしく、「そんな事でできる人間がいるなんて信じられない!僕ももっと頑張らなくては!」と明るく叫んでいる。

ニッキー・ヘイデンとはどんな会話をするかという質問への回答には少し笑ってしまう。ほとんど口を利いていないらしい。彼から何かアドバイスを受けたかという質問にも、「何も受けていない」という短い回答だけだった。
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