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ヒューマンゲストがスポンサー活動から撤退
インテリマーク編集部
2007年3月21日

MotoGP125ccおよび250ccクラスの主要チームであるヒューマンゲスト・レーシングチームのタイトル・スポンサーだったヒューマンゲスト社が、今週のヘレス以降はスポンサー活動から撤退する事を、同チームが明らかにしている。これにより、チームのエントリー名はヒューマンゲスト・レーシング・チームではなく、スコット・チームとなる。
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■ヒューマンゲストが撤退し、チーム名は「スコット・チーム」に

スコット・チームが3月20日に公式発表した内容によると、昨年度は250ccクラスでランキング2位を獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾと、グランプリへのフル参戦3年目の高橋裕紀選手が所属し、今期の開幕戦であるカタールにはヒューマンゲスト・レーシングのチーム名で戦った同250ccチームと、マイク・ディ・メッリオが所属する同125ccチームは、今週末の3月23日から開催されるスペイン・グランプリではかつてのスコット・チームのカラーで参戦し、ヒューマンゲストからのスポンサー支援は受けないようだ。
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■スポンサー提携は中止

チームとヒューマンゲストはスポンサー提携の関係を完全に中止しており、スコットチームは次戦のヘレスに向けて「伝統あるスコット・チームのカラーに復帰できる事が、今後に向けての良い兆しとなる事を祈っている。」とのコメントを発表した。
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スコット・チームは1992年に発足した名門チームであり、初代のライダーであるブルーノ・カサノバは、同年に125ccクラスで5回の表彰台を獲得し、年間ランキングは8位だった。

■有名ライダーを多く輩出した名門チーム

また、スコット・チームは多くの有名ライダーを輩出したチームでもあり、カルロス・チェカやその弟のダビデ・チェカ、ならびに海外での絶大な人気を誇る上田昇選手や、昨年MotoGPクラスで引退を表明したセテ・ジベルナウ、および今期の250ccクラスを戦う125cc元チャンピオンのロベルト・ロカテリも同チームの出身だ。
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なお、昨年の250ccクラスでランキング2位を獲得し、今年も同クラスにおける年間チャンピオンの筆頭候補としてあげられるアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2004年の125cc時代にスコット・チームで年間タイトルを獲得している。


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