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2007年MotoGP開幕に向けてフィアット・ヤマハが発足
インテリマーク編集部
2007年3月6日

イタリアのミラノで昨日3月5日に行われたヤマハ・ワークスの2007年に向けての公式発表会において、ついにヤマハの新型800ccMotoGPマシンであるYZR-M1のカラーリングの全てが公開された。マシンの中央に描かれたタイトル・スポンサーのロゴは、イタリアの自動車メーカーであるフィアット・オートモビルズ社(FIAT)だ。
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■新チーム名称はフィアット・ヤマハ・チーム

このお披露目の場で、バレンティーノ・ロッシとコーリン・エドワーズが所属するヤマハ・ワークスの2007年の正式チーム名称は「フィアット・ヤマハ・チーム」である事が発表されており、同時にヤマハ発動機(株)は、フィアット・オートモビルズ社がMotoGPにおける2年間のメインスポンサー契約を同社と結んだ事を発表している。
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ヤマハ・ワークスは前回のカタールでのIRTAテストでもタイトル・スポンサーを公表する事なく、スペシャル・ブルーと称する青色をベースとしたマシンで2007年シーズン用の写真撮影会に臨んでいたが、そのカラーがフィアットの企業カラーであるブルーと酷似していた事もあり、今回の発表ではかねてからの噂通り、フィアットがタイトルスポンサーとして公表されるのではと多くのメディアが考えていたようだが、今回はその予想に間違いはなかったようだ。
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この発表会の会場には、ヤマハ・ワークスの2007年度ライダーの2名、イタリア人ライダーの元MotoGP世界チャンピオンのバレンティーノ・ロッシとアメリカ人ライダーのコーリン・エドワーズと一緒に、ヤマハ発動機の技術統括部長である古沢政生氏、ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームのダビデ・ブリビオ監督、ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービス氏、およびフィアット・オートモビルズ社のCEOであるルカ・ディ・メオ氏が同席した。
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なお、マシンのカラーリングは前回のIRTAテストの時よりも白の配色が多く、その白地の中央にイタリア国旗の3色と赤色のフィアットの文字が刻まれている。


■ジャービス氏「共に戦える事が楽しみ」

ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービス氏は、フィアットのMotoGP参入を歓迎し、以下の通りコメントした。
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「フィアットとの新しい2年間のパートナーシップを大変に嬉しく思います。フィアットもヤマハと同じく真の世界的なブランドの1つであり、この2つの企業には共通性があると思います。」とジャービス氏

「新しいスポンサーにフィアット社を迎えられた事は、私たちのスポーツにとって素晴らしい事ですし、フィアット社も、このチームにかかわる事で多くの喜びを得る事は間違いないと思います。このシーズンを一緒に戦える事が楽しみです。共に多くの勝利を分かち合える事を願っています。」
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■ブリビオ監督「開幕勝利で新シームの門出を祝いたい」

写真フィアット・ヤマハ・チームの監督となったダビデ・ブリビオは、今週のカタールで開催されるMotoGP開幕戦において、新しいチームの門出を勝利をもって祝いたいと述べた。

「やっと新しいチームカラーとフィアットとのスポンサー提携を発表できた事を嬉しく思います。」とブリビオ監督

「私たちは新しいスタートを迎える事になります。新しいバイク、新しいスポンサー、そしてタイトルを奪い返すという初のチャレンジです!長いプレシーズンでしたが、やっと今週の開幕レースに向けての準備は整いました。フィアット・ヤマハ・チームのカラーと共に、最初の門出を勝利で祝えるように願いましょう。」


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