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■2月22日(125ccクラス2日目)
●125ccクラスのヘレスIRTAテスト2日目は午前からあいにくの雨となり、初日にトップタイムを記録していたポラリス・ワールドのマティア・パッシーニや、初日は2番手だったバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシを含む10名のライダーは終日走行を見合わせた。ちなみにパッシーニはバレンシアでのメーカー合同テストで転倒した際にスイングアームに足を挟まれてリアのブレーキディスクの摩擦熱による大やけどを負っており、またタルマクシはこの2日間に体調不良を訴えている。なお、この日は朝のセッション開始時から路面がフルウェット状態になっており、「スケートをしているような状態」だったと一部のチームはリリース内で述べている。
悪条件となった2日目のトップタイムである
1分59秒565を記録したのは、バンカハ・アスパルのセルジオ・カデア(写真上)、2番手はMotoGPアカデミーを卒業後に昨年から125ccクラスへのフル参戦を開始したレプソル・ホンダのブラッドリー・スミス(写真下)、3番手はヒューマンゲスト・ホンダのマイク・ディ・メッリオだった。
KTMの小山知良選手(写真下)は、250ccKTMチームの先日の悪天候での精力的な走行と同じく、マシンの開発に集中しながらウェット路面を積極的に走行し、参加ライダーの中では最も多い周回数の48ラップを終えて8番手タイムを記録している。
(その他のライダーやタイムは結果表を参照の事)。
・この日の気温は16度、路面温度は15度、湿度は45%。路面状況はウェット。
・ヘレスのサーキットレコード(125cc)は2006年にルーカス・ペセックが記録した1分47秒404。
・ヘレスのポールポジションレコード(125cc)は2006年にマティア・パッシーニが記録した1分46秒937。
■2月21日(125ccクラス1日目)
●125ccクラスの今年初の公式セッションとなるヘレスでのIRTAテスト初日は、前日の雨の250ccクラスのセッションとは異なりドライ・コンディションに恵まれている。
1日目のトップタイムを記録したのは、昨年はマステルMVAアスパルに所属して2回の優勝を獲得し、年間ランキングは4位だったポラリス・ワールドのマティア・パッシーニ。2番手は、昨年はヒューマンゲスト・ホンダに所属してランキングは7位だったバンカハ・アスパルのガボール・タルマクシ(写真上)、3番手は今年もデルビのルーカス・ペセック、4番手は昨年のジレラでランキング12位だったスキルド・レーシング・チームのシモーネ・コルシ。
今年はKTMから125ccクラスにフル参戦を果たす小山知良選手は1日目の5番手につけている。(その他のライダーやタイムは結果表を参照の事)。
・この日の気温は14度、路面温度は12度、湿度は23%。路面状況はドライ。
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