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ウィリアムズが中嶋選手との契約更新を発表、来期のドライバー体制に変更なし |
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2008年10月2日
AT&Tウィリアムズ・チームは10月1日、今年に同チームからF1フル参戦デビューを果たした中嶋一貴選手との来期に向けての契約更新が完了した事を、10月1日に行った2009年シーズンのドライバー体制発表の中で公表している。
■中嶋選手が契約更新、ウィリアムズの2009年度ドライバー体制は今期と変わらず
F1史上初のナイトレースとなった前回のシンガポールGPを、ニコ・ロズベルグが2位、中嶋選手が今期5度目のポイント獲得を遂げるという好成績に終えたウィリアムズ・チームは、その3日後となる10月1日に来期のドライバー体制を公表し、2009年シーズンも引き続き現在の正ドライバー2名と公式テスト・ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグを起用する事を正式に明かした。
■ロズベルグにはFW31の開発主導権、中嶋選手にはさらなるスピードを期待
ウィリアムズ・チームは今期のドライバー体制をそのまま2009年シーズンにも継続する理由として、ニコ・ロズベルグについてはその才能を高く評価しているとし、彼の今期を含む過去3年間のチームでの経験を来期マシンであるFW31の開発に活かしたいと説明。中嶋一貴選手についてはF1フル参戦の初年度となった今期中に着実な成長を見せたと評価、2年目には今年築いた基盤の上にさらなるスピードを求めていきたいと説明した。
また、F3ユーロシリーズにおいて現時点のポイントリーダーにつけているニコ・ヒュルケンベルグの今シーズンに続く2年目のテスト・ドライバー起用については、ヒュルケンベルグの開発能力を高く評価したとする上で、今後も引き続き来期の大きなF1ルール変更に向けてのテストと開発作業を続けて欲しいと説明している。
■フランク・ウィリアムズ「絶えず成長を続ける一貴の今後にも期待」
今回の2009年度ドライバー体制の発表に際し、チームオーナーのフランク・ウィリアムズは、以下の通りコメントした。
「2009年も今期と同じドライバー体制で戦える事を大変に嬉しく思います。ニコ・ロズベルグはF1の世界におけるトップドライバーの1人として引き続き活躍を続けてくれるでしょう。絶えず成長を続ける一貴は強さを増し、今後はさらなる力を見せてくれる筈です。ニコ・ヒュルケン・ベルグは現在も優れた開発能力を提供してくれています」とウィリアムズ代表。
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