|
|
ベルギーGP初日の総合順位、マッサ「ソフトタイヤが良好」 |
|
|
|
|
2008年9月6日
ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットにて、2008度F1グランプリ第13戦目となるベルギー・グランプリが、9月5日(金)に初日のフリー・プラクティス・セッションを迎えている。
■初日のプラクティス総合トップはマッサ
この日の午前と午後の計2回のフリー・プラクティスを通しての総合トップタイムとなる1分47秒284を記録したのは、現在のランキング2位につけるフェラーリのフェリペ・マッサだった。ここではベルギーGP初日の総合順位とマッサのコメントを以下に紹介する。
■ベルギーGP1日目(9月5日)の総合順位
終日の曇り空と時折の小雨に見舞われる低い気温となったスパ・フランコルシャンでの初日のフリー・プラクティス総合順位は以下の通り。
ドライ宣言がなされた午前のP1セッション中の気温は15度から16度、路面温度は14度から17度、セッション開始から30分後の14時半には小雨によりウェット宣言がなされた午後のP2セッション中の気温は17度から18度、路面温度は16度から17度だった(P1とP2の各セッション単位の結果表はこちらを参照)。
1) フェリペ・マッサ BRA フェラーリ F2008 1分47秒284
2) キミ・ライコネン FIN フェラーリ F2008 1分47秒623
3) ルイス・ハミルトン GBR マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分47秒878
4) ヘイキ・コバライネン FIN マクラーレン・メルセデス MP4-23 1分47秒932
5) フェルナンド・アロンソ ESP ルノー R28 1分48秒104
6) マーク・ウェバー AUS レッドブル RB4 1分48秒428
7) セバスチャン・ブルデー FRA トロ・ロッソ STR3 1分48秒557
8) セバスチャン・ベッテル GER トロ・ロッソ STR3 1分48秒958
9) ティモ・グロック GER トヨタ TF108 1分48秒997
10) ネルソン・ピケ BRA ルノー R28 1分49秒068
11) ロバート・クビサ POL BMWザウバー F1.08 1分49秒139
12) ニック・ハイドフェルド GER BMWザウバー F1.08 1分49秒185
13) ニコ・ロズベルグ GER ウィリアムズ FW30 1分49秒405
14) エイドリアン・スーティル GER フォース・インディア VJM01 1分49秒585
15) ヤルノ・トゥルーリ ITA トヨタ TF108 1分49秒625
16) デビッド・クルサード GBR レッドブル RB4 1分49秒849
17) ジャンカルロ・フィジケラ ITA フォース・インディア VJM01 1分49秒986
18) 中嶋一貴 JPN ウィリアムズ FW30 1分50秒125
19) ジェンソン・バトン GBR ホンダ RA108 1分50秒464
20) ルーベンス・バリチェロ BRA ホンダ RA108 1分50秒905
■マッサは順調に初日の作業を終え、2日目以降に向けてのデータを収集
チームメイトのキミ・ライコネンが午後のセッション開始から30分後に湿った路面にタイヤを滑らせてリアウイングを大破する中、フェラーリのフェリペ・マッサは特に大きな問題に見舞われる事なくこの日は合計42周回を走行、ドライ路面が辛うじて保たれた午前中にこの日の総合トップタイムを記録した。
フェラーリのトラック・オペレーション責任者を務めるルカ・バルディッセリは、この日は不安定な天候により初日の3時間のみでは路面コンディションの攻略が難しかったとしながらも、マッサが初日の全ての作業メニューを終えた事で、2日目以降に向けての有益な情報を収集する事はできたとしている。
■マッサ「タイヤはソフトの方が今のところ走りやすい」
ベルギーGP初日の総合トップにつけたフェリペ・マッサは、この日の作業内容には全体的に満足しており、車とタイヤの両方から期待通りのレスポンスが得られたと以下の通りコメントした。
「天気が不安定で、ちょっといつもとは違う感じの1日になりましたね」とマッサ。
「全体的に見れば、今日の3時間を通しての作業内容には満足です。車の調子がとても良く、セッティングの変更に対するレスポンスも良好でした。多くの種類のセッティングを試したので、これからデータの検証に入り最適なものを見つけるつもりです」
「タイヤからは予想通りの感触が得られており、ソフトの方が性能を発揮しやすい感じです。チームとしては正しい方向性がつかめていると思いますよ」
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|