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ペドロサ、MotoGP開幕戦出場決定 |
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2009年4月8日
負傷していたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが無事にMotoGP開幕戦に出場する事が決定した。ペドロサは3月2日のカタール・ナイトテスト中に転倒して左手首の親指付近を骨折、同時に昨シーズンのオーストラリアGPで痛めた左膝にも再び裂傷と打撲を負って緊急手術を受けており、続く3月28日のヘレス公式テストは欠席して治療を続けていたが、今週末の4月12日にカタールのロサイル・サーキットにて行われるMotoGP開幕戦に出場することが4月7日に明らかになった(写真下は3月14日にスペインで行われた2009年レプソル・チーム壮行会に衛星中継で参加したペドロサ)。
「ヘレス公式テストの時には、膝は90度しか曲げることができなかった」と述べるペドロサは、負傷後に居住地であるスイスに戻ってからは家の近所のジムでトレーニングをしながら回復に努めており、そのかいあってヘレス公式テストから現在までの10日間の間に怪我の状態が予想よりも改善したことから、今回の開幕戦出場を決めた模様だ。「100%の状態ではないので不利だとは思うが、たとえカタールで2、3ポイントしか取れなかったとしても、年間シーズンの終わりにはそれが貴重なポイントとなると思う。第2戦を迎える時にライバルに25ポイントの差をつけられないようにするのが出場する最大の理由」とペドロサはコメントしている。
また、前回のヘレス公式テストでは、ペドロサの代役として参加した秋吉耕佑選手のピット内にバイクナンバー3のペドロサのマシンも飾られ、そのフロントカウルに彼の回復を願うメッセージが掲げられていたが、そのメッセージを見たというペドロサは「こういう時にこそチームの本当の気持ちが分かるものだから本当に嬉しかった。彼らが自分のことを忘れずにいてくれる事を実感したし、あと数日でみんなに会えるのが凄くうれしい」と開幕を控えた胸の内を明かした。
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