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ドゥカティーがヘイデンとの来期契約を発表 |
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2008年9月15日
インディアナポリスGP決勝レース翌日の9月15日、カワサキがマルコ・メランドリとの来期契約を発表してから1日をおいて、ドゥカティー・コルセは来期となる2009年シーズンのケーシー・ストーナーのチームメイトとして、現ホンダ・ワークスの2006年度MotoGPチャンピオンである27歳の米国人ライダーであるニッキー・ヘイデンとの契約を完了した事を発表した。
■ニッキー・ヘイデンは最終戦直後の合同テストからドゥカティーに参加
ヘイデンの来期ドゥカティー移籍を公表したドゥカティー・コルセはこれに際し、今シーズンの最終戦となるバレンシアGP直後に行われる10月29日の合同テストにおいて、年内はホンダとの契約が残るニッキー・ヘイデンがHRCの理解により、デスモセディチGP9での初走行を披露する事も明かしている。
■MotoGPホンダ・ワークスでの6年間の活動に終止符
ニッキー・ヘイデンはAMAスーパーバイクのチャンピオンとなった翌年の2003年にバレンティーノ・ロッシのチームメイトとしてMotoGPホンダ・ワークスに所属、その後の6年間におけるホンダでの活動の中で2006年にはMotoGPチャンピオンに輝き、来期の2009年からはドゥカティー・ワークスのライダーとして7年目のMotoGPフル参戦を迎える事になった。
■2009年シーズンに年間タイトル経験者2名と共に挑むドゥカティー
ドゥカティーワークスは2007度MotoGPチャンピオンであるケーシー・ストーナーのチームメイトとしてニッキー・ヘイデンを迎えた事により、来期の2009年シーズンは最高峰クラス年間タイトル経験者2名という豪華体制でMotoGPシーズンに挑む。
■ドメニカリCEO「ヘイデンの不屈の闘志がチームを盛り上げる」
ニッキー・ヘイデンとの来期契約を喜びと共に発表したドゥカティー・コルセのCEOであるクラウディオ・ドメニカリは、10月のバレンシア合同テストでのヘイデンのデスモセディチ乗車を許可したHRCに感謝の気持ちを述べると共に、現レギュラー・ライダーであるマルコ・メランドリにも感謝の言葉を以下の通り伝えている。
「ニッキーをチームに迎える事ができて本当に嬉しく思います。彼の不屈の闘志とライディング・スタイルならびに人柄が、2009年のわたしたちのチームにとって大変に大きなプラスになる事は間違いありません」とドメニカリCEO。
「ニッキーがバレンシアGP直後の合同テストから、すぐにドゥカティーのバイクで走る事を許可してくださったHRCには、この場を借りて深く感謝を申し上げます」
「また、今期はわたしたちが予想していた以上の難しい1年を過ごす事になったマルコ・メランドリにも、彼のプロとしての振る舞いに心から感謝したいと思います。残念ながら、彼が実力を発揮する上で必要なデスモセディチに対する感触が十分に良くなる事は一度もありませんでした。わたしたちは、彼の今後の活躍を心から祈っています」
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