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2008年9月12日
SBK(世界スーパーバイク選手権)の第11ラウンド目となるヨーロッパ戦が、イギリスのドニントン・パークにて9月7日(日)に決勝レースの日を迎えた。レースウイークを通して悪天候と変化が激しい路面条件に見舞われたヨーロッパ・ラウンドの勝利者は、レース1はドゥカティーのトロイ・ベイリス、レース2はハンスプリー・テンケイト・ホンダの清成龍一選手だった。
ここでは、ドニントン・パークにて開催されたSBKヨーロッパ戦レース1とレース2の各結果と概況を紹介する。
■SBKヨーロッパ戦レース1の結果
気温は16度、路面温度は16度、湿度は87%、レース開始前に雨はあがり、アスファルトは若干湿っていたもののドライ宣言がなされ、全てのライダーがスリック・タイヤを装着して次第に乾き始めた路面で戦ったレース1の結果は以下の通り。
1) トロイ・ベイリス AUS ドゥカティ・ゼロックス・チーム Ducati 1098 F08 29分55秒384
2) トム・サイクス GBR リズラ・スズキ Suzuki GSX-R1000 +1秒266
3) マックス・ビアッジ ITA ステリルガルダ・ゴー・イレブン Ducati 1098 RS 08 +28秒636
4) グレゴリオ・ラビラ ESP ベント-アクシア VK ホンダ Honda CBR1000RR +33秒566
5) 加賀山就臣 JPN チーム・スズキ・アルスター Suzuki GSX-R1000 +35秒966
6) ヤコブ・シュムルツ CZE ガンダリーニ・レーシング by Grifo's Ducati 1098 F08 +36秒034
7) フォンシ・ニエト ESP チーム・スズキ・アルスター Suzuki GSX-R1000 +36秒442
8) レオン・ハスラム GBR HMプラント・ホンダ Honda CBR1000RR +41秒633
9) カール・マガリッジ AUS D.F レーシング Honda CBR1000RR +42秒075
10) ジェームス・エリソン GBR ハイドレックス・バイク・アニマル・ホンダ Honda CBR1000RR +43秒476
11) ダビ・チェカ ESP ヤマハ・フランス Ipone GMT 94 Yamaha YZF-R1 +1分12秒578
12) アイルトン・バドビーニ ITA チーム・ペデルチーニ Kawasaki ZX-10R +1分13秒147
13) 中冨伸一 JPN YZFヤマハ Yamaha YZF-R1 +1分34秒664
14) 青山周平 JPN アルト・エボルーション・ホンダ・スーパーバイク Honda CBR1000RR +1分56秒726
-) ルーベン・ザウス ESP ステリルガルダ・ゴー・イレブン Ducati 1098 RS 08 +22秒031(19周走行)
-) ビットリオ・イアンヌッツォ ITA チーム・ペデルチーニ Kawasaki ZX-10R +1分27秒258(19周走行)
-) クリスチャン・ザイサー AUT グリリーニPBRチーム Yamaha YZF-R1 +2分45秒407(19周走行)
-) ロレンツォ・ランチ ITA R.G.チーム Ducati 1098 RS 08 (14周走行)
-) ロベルト・ロルフォ ITA ハンスプリー・ホンダ・アルセア Honda CBR1000RR (12周走行)
-) ミッシェル・ファブリツィオ ITA ドゥカティ・ゼロックス・チーム Ducati 1098 F08 (10周走行)
-) トロイ・コーサー AUS ヤマハ・モーター・イタリア WSB Yamaha YZF-R1 (9周走行)
-) 玉田誠 JPN カワサキPSG-1コルセ Kawasaki ZX-10R (9周走行)
-) 芳賀紀行 JPN ヤマハ・モーター・イタリア WSB Yamaha YZF-R1 (9周走行)
-) カルロス・チェカ ESP ハンスプリー・テンケイト・ホンダ Honda CBR1000RR (9周走行)
-) セバスチャン・ジンバート FRA ヤマハ・フランス Ipone GMT 94 Yamaha YZF-R1 (6周走行)
-) マックス・ノイキルヒナー GER チーム・アルスター・スズキ Suzuki GSX-R1000 (5周走行)
-) クリス・ウォーカー GBR ベント-アクシア VK ホンダ Honda CBR1000RR (5周走行)
-) レジス・ラコーニ FRA カワサキPSG-1コルセ Kawasaki ZX-10R (5周走行)
-) マット・リン USA アルト・エボルーション・ホンダ・スーパーバイク Honda CBR1000RR (3周走行)
-) ルカ・モレリ ITA D.F レーシング Honda CBR1000RR (3周走行)
-) カル・クラッチロウ GBR HMプラント・ホンダ Honda CBR1000RR (2周走行)
-) 清成龍一 JPN ハンスプリー・テンケイト・ホンダ Honda CBR1000RR (1周走行)
-) ケナン・ソフォグル TUR ハンスプリー・テンケイト・ホンダJr Honda CBR1000RR (1周走行)
■レース1の概況、ホールショットは清成選手
全23周回のレース1開始時にホールショットを奪ったのは2番グリッドからスタートしたハンスプリー・テンケイト・ホンダの清成龍一選手。オープニングラップを快調にリードする清成選手を背後から追うのは、ポールポジションからスタートしたドゥカティーのトロイ・ベイリスと、2列目7番グリッドからの好スタートを見せたワイルドカードの現役BSBライダーであるリズラ・スズキBSBのトム・サイクスの2名。
■清成選手が2ラップ目の序盤にいきなり転倒
2ラップ目の序盤、後続の2名を順調に引き離していたトップの清成選手が湿った路面にタイヤを滑らせ転倒。清成選手はここで無念のリタイアとなり、その後のトップはベイリスとサイクスの2名により争われる事になる。
■サイクスが逃げる中、芳賀選手のオイル漏れが原因となり3台が転倒、赤旗中断に
トップに立ったサイクスは必死に追うベイリスを寄せ付けない速さで2ラップ目以降のレースをリードするが、サイクスがベイリスを4秒引き離した9ラップ目、6番手を走行していたヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手のマシンが後続のライダーに追突された部分から白煙を巻き上げ、そのオイルに乗ったヤマハ・イタリアのトロイ・コーサー、ハンスプリー・テンケイト・ホンダのカルロス・チェカ、カワサキPSG-1の玉田誠選手の3名が一斉に転倒した事から、レースは14周を残して一時赤旗中断となってしまう。
■ペナルティーを科せられる芳賀選手、処分はレース2に持ち越し
その後にレースは仕切り直され、各ライダーが赤旗中断時の順位でスターティング・グリッドに並ぶ中、公式記録上は赤旗提示前にDNF扱いになっていなかった事から芳賀選手もスターティング・グリッド上にならぶが、芳賀選手はレース運営側からレース1後半戦への出場権利がない事を告げられ、その場から退場させられている。
さらにレース運営側は、芳賀選手がオイル噴出後に迅速にコースから外れなかったとして、夕方に行われるレース2でのライド・スルー・ペナルティーをこの時に決定、ヤマハ・イタリア側にその旨を伝えている。
■赤旗5分制限ルールによりレース続行は叶わなかったコーサー、チェカ、玉田選手
なお、オイルに乗り上げて転倒したコーサー、チェカ、玉田選手の3名は失格扱いにはならないため、本来であればレース1後半戦に出場する権利はあるところだが、SBKにはレースの赤旗中断から5分以内に自力でマシンをピットに戻せない場合はその後のレースを続行できないというルールが存在するため、マシンを大破した3名は揃って後半戦のグリッドに並ぶ事はできなかった。
■レース1再開後、ペースを取り戻したベイリスがトップに
残り14周となったレース1後半戦のスタートでホールショットを奪ったのはサイクスだが、背後の2番手につけたベイリスはその周回中にサイクスから前を奪い、残り6周のところで前半戦でのサイクスとのタイム差以上のリードを開き事実上のトップに浮上。サイクスは2番手に後退してしまう。
■実質の3番手はザウス、前半のタイム差を削り落とせないビアッジ
ベイリスがさらにリードを広げる中、2番手のサイクスの後方ではステリルガルダ・ゴー・イレブンのルーベン・ザウスとマックス・ビアッジの2名がチームメイト間の3位争いを演じる。この時の見かけ上の3番手はザウスの前方を単独走行しているビアッジだが、事実上の3番手はレース1前半に築いた6秒のタイム差を持つザウスだ。
■雨によりレースはまたしても赤旗中断、優勝はベイリス、サイクスは惜しくも2位
レースの残り4周、ここで突然雨が降り出した事からレースは2度目の赤旗中断、レースはここで終了となり、優勝はドゥカティーのトロイ・ベイリス、2位はワイルドカード出場のリズラ・スズキBSBのトム・サイクスが獲得した。
■3位決定直後にマシンを大破したザウス
なお、3位についてはイレギュラーな順位決定が今回なされている。2度目の赤旗が提示されて事実上の3位が決定していたザウスは、その直後にハイサイドを起こしてバランスを崩しグラベル内を直行、壁に衝突してマシンを大破した。
■5分制限ルールが適用されたザウスの3位は消滅、ビアッジが繰り上がり表彰台に
不運にも、先に記した赤旗提示から5分以内に自力でマシンを戻さなければ失格というルールが今回のザウスにも適用された事から、壊れたマシンをグラベルに残して本人だけがパルクフェルメに戻ってきたザウスの3位は数分後に消滅。チームメイトのビアッジが繰り上がって3位を獲得する結果となった。
■猛烈抗議、3位表彰台に座り込んで動かないザウス
ザウスは今回の決定に猛烈に抗議、パルクフェルメ内ではチームスタッフの説明を無視して表彰台に向かい、表彰式の開始前から3位の台に座り込み動こうとしなかった。運営側の説得を受けて最終的にザウスは表彰台を諦めたが、3位昇格を告げられて不思議な面持ちで現れたチームメイトのビアッジに対し罵声を浴びせてからその場を立ち去っている。
■チームはザウスの行為を全面謝罪
レース後にザウスは、SBKの5分間制限ルールが無意味である事を主張したが、レースの3日後にザウスの所属するステリルガルダ・ゴー・イレブンは、チームとして今回のザウスの行為をSBK運営側と全てのSBKファンに対して謝罪、ビアッジに対しても不快な思いをさせた事をチームとして詫びている。
■SBKヨーロッパ戦レース2の結果
気温は20度、路面温度は18度、湿度は70%、暖かい陽射しが降り注いだスターティング・グリッドに各ライダーが勢揃いした直後、突如として激しい雨が降り出し、グリッド上で全チームがタイヤをレイン用に交換するフルウェット・セッションとなったレース2の結果は以下の通り。
1) 清成龍一 JPN ハンスプリー・テンケイト・ホンダ Honda CBR1000RR 40分26秒508
2) カル・クラッチロウ GBR HMプラント・ホンダ Honda CBR1000RR +2秒261
3) トロイ・コーサー AUS ヤマハ・モーター・イタリア WSB Yamaha YZF-R1 +9秒727
4) ジェームス・エリソン GBR ハイドレックス・バイク・アニマル・ホンダ Honda CBR1000RR +20秒227
5) ミッシェル・ファブリツィオ ITA ドゥカティ・ゼロックス・チーム Ducati 1098 F08 +27秒475
6) マックス・ビアッジ ITA ステリルガルダ・ゴー・イレブン Ducati 1098 RS 08 +28秒051
7) グレゴリオ・ラビラ ESP ベント-アクシア VK ホンダ Honda CBR1000RR +30秒922
8) ルーベン・ザウス ESP ステリルガルダ・ゴー・イレブン Ducati 1098 RS 08 +38秒353
9) カルロス・チェカ ESP ハンスプリー・テンケイト・ホンダ Honda CBR1000RR +50秒196
10) トム・サイクス GBR リズラ・スズキ Suzuki GSX-R1000 +57秒346
11) ロレンツォ・ランチ ITA R.G.チーム Ducati 1098 RS 08 +1分03秒093
12) ヤコブ・シュムルツ CZE ガンダリーニ・レーシング by Grifo's Ducati 1098 F08 +1分06秒697
13) ロベルト・ロルフォ ITA ハンスプリー・ホンダ・アルセア Honda CBR1000RR +1分08秒057
14) マックス・ノイキルヒナー GER チーム・アルスター・スズキ Suzuki GSX-R1000 +1分15秒276
15) レジス・ラコーニ FRA カワサキPSG-1コルセ Kawasaki ZX-10R +1分38秒848
16) 玉田誠 JPN カワサキPSG-1コルセ Kawasaki ZX-10R (22周走行)
17) 青山周平 JPN アルト・エボルーション・ホンダ・スーパーバイク Honda CBR1000RR (22周走行)
18) 中冨伸一 JPN YZFヤマハ Yamaha YZF-R1 (22周走行)
19) 加賀山就臣 JPN チーム・スズキ・アルスター Suzuki GSX-R1000 (22周走行)
-) カール・マガリッジ AUS D.F レーシング Honda CBR1000RR (21周走行)
-) レオン・ハスラム GBR HMプラント・ホンダ Honda CBR1000RR (20周走行)
-) ダビ・チェカ ESP ヤマハ・フランス Ipone GMT 94 Yamaha YZF-R1 (18周走行)
-) フォンシ・ニエト ESP チーム・スズキ・アルスター Suzuki GSX-R1000 (18周走行)
-) マット・リン USA アルト・エボルーション・ホンダ・スーパーバイク Honda CBR1000RR (18周走行)
-) クリス・ウォーカー GBR ベント-アクシア VK ホンダ Honda CBR1000RR (16周走行)
-) トロイ・ベイリス AUS ドゥカティ・ゼロックス・チーム Ducati 1098 F08 (12周走行)
-) 芳賀紀行 JPN ヤマハ・モーター・イタリア WSB Yamaha YZF-R1 (9周走行)
-) クリスチャン・ザイサー AUT グリリーニPBRチーム Yamaha YZF-R1 (7周走行)
-) アイルトン・バドビーニ ITA チーム・ペデルチーニ Kawasaki ZX-10R (6周走行)
-) ルカ・モレリ ITA D.F レーシング Honda CBR1000RR (3周走行)
-) セバスチャン・ジンバート FRA ヤマハ・フランス Ipone GMT 94 Yamaha YZF-R1 (2周走行)
-) ビットリオ・イアンヌッツォ ITA チーム・ペデルチーニ Kawasaki ZX-10R (2周走行)
■レース2の概況、ホールショットはベイリス
レース開始直前に豪雨となり、グリッド上で全チームがタイヤを交換、各ライダーが慌ててカッパを着込むという慌ただしいスタートとなった23周回のレース2でホールショットを奪ったのはドゥカティーのトロイ・ベイリス。その背後の2番手につけたのはハンスプリー・テンケイト・ホンダの清成龍一選手、ステリルガルダ・ゴー・イレブンのルーベン・ザウスとマックス・ビアッジらがそれに続いた。
■豪雨のためピットボードが見えない芳賀選手は自発的にライド・スルーを実施
ヤマハ・イタリアの芳賀紀行選手は、雨でピットボードサインが提示されているかどうか分からなかったため、レース1途中の赤旗提示直後に告げられたオイル噴出に関するペナルティーのライド・スルーを2ラップ目に自発的に実施し、ポジションを大きく後退した。
■快調にベイリスを引き離す清成選手
ヤマハ・イタリアのトロイ・コーサーがステリルガルダの2名を交わし3番手に浮上した直後の3ラップ目、清成選手がベイリスを交わしてトップに立ち、いきなり1秒近いリードを奪うとその後はベイリスを順調に引き離し始める。
■ライド・スルーした筈の芳賀選手にブラック・フラッグ、タイミングが裏目に
ここでやや混乱する事態がレース2でも発生する。3ラップ目に突入した芳賀選手に対しレース運営側は2ラップ目、本人が自発的に行った筈のライド・スルーの実施を改めて指示。雨のために全くピットボードサインが見えない芳賀選手はこれに応じる事はなかったが、運営側は正式なペナルティーの提示前に芳賀選手が行った行為を認めず、走り続ける芳賀選手に対し9ラップ目にはブラック・フラッグを提示した。これにより、芳賀選手は2レース連続の失格処分となってしまう。
■ベイリスが12ラップ目に転倒、清成選手の1秒後方にまで迫るクラッチロウ
ステリルガルダの2名が徐々にポジションを落とし、ワイルドカードの現役BSBライダーであるHMプラント・ホンダのカル・クラッチロウが3番手、コーサーが4番手につける12ラップ目、トップの清成選手を追っていた2番手のベイリスがここで激しく転倒。ベイリスは泥に埋まったマシンを起こしてコースに復帰し、その後はピットでの修理を試みるが、バイクのダメージは大きくレース2はリタイアに終わった。
ベイリスの転倒により2番手に浮上したクラッチロウは、その後はハイペースでトップの清成選手との距離を詰めて14ラップ目には1秒差にまで迫るが、それ以上は距離を縮める事はできない。
■上位につけるワイルドカードのBSB勢、4位のハスラムは残り3周のところで転倒
単独3番手を走行するコーサーの後方4番手には、クラッチロウと同じく清成選手の古巣であるHMプラント・ホンダに今期は所属する現役BSBライダーのレオン・ハスラムがつけるが、ハスラムは残り3周のところで無念の転倒。これにより一度はコースアウトにより順位を落としかけたハイドレックス・バイク・アニマル・ホンダのジェームス・エリソンが4番手に浮上。
■激しいラストスパートを見せた清成選手が今期3度目の優勝!
最終ラップ、先頭を行くハンスプリー・テンケイト・ホンダの清成選手はラストスパートに入り、この1周で背後の2番手につけるクラッチロウとの差をさらに1秒追加、最終的には2.2秒差で前回のブランズハッチ戦のダブルウインに続く今期3度目の優勝を果たした。HMプラント・ホンダのカル・クラッチロウは2位と健闘、3位表彰台はヤマハ・イタリアのトロイ・コーサーが獲得している。
■清成選手「レース1はスタートに成功して浮かれすぎた!」
SBKデビューイヤーにして3度目の勝利を獲得した清成選手は、ドニントン・パークでの今回の2回のレースについて、以下の通りその感想をコメントしている。
「レース1での転倒は本当にがっかりでした。スタートが大成功するなんて普段の自分にはあり得ない事だったので、ちょっと興奮しすぎましたね」と清成選手。
「ドライのプラクティスが全然なかったにもかかわらず、必死の作業でドライ用の最高のバイクを仕上げてくれたチームには本当に申し訳なかったです」
「自分たちのバイクがウェットで好調なのは分かっていたので、レース2は雨が降ってくれてものすごく嬉しかったです。ただ、レース序盤の走行条件はちょっと信じられないくらいにバイクのコントロールが難しく、徐々に路面は良くなりましたが、その頃にはタイヤが終わってしまったのでやっぱりコントロールは難しいままでした」
「何度か少し怖い思いをしましたが、今回もまた優勝できて、チームの頑張りに報いる事ができたので本当に嬉しいです」
■SBKヨーロッパ戦終了時点のポイントランキング
今回のSBKヨーロッパ戦レース2終了時点のポイントランキングは以下に示す通り。
1) トロイ・ベイリス [AUS] [ドゥカティ] 359
2) トロイ・コーサー [AUS] [ヤマハ] 258
3) マックス・ノイキルヒナー [GER] [スズキ] 254
4) カルロス・チェカ [ESP] [ホンダ] 240
5) 芳賀紀行 [JPN] [ヤマハ] 230
6) フォンシ・ニエト [ESP] [スズキ] 192
7) マックス・ビアッジ [ITA] [ドゥカティ] 192
8) 清成龍一 [JPN] [ホンダ] 190
9) ミッシェル・ファブリツィオ [ITA] [ドゥカティ] 172
10) ルーベン・ザウス [ESP] [ドゥカティ] 156
11) 加賀山就臣 [JPN] [スズキ] 120
12) グレゴリオ・ラビラ [ESP] [ホンダ] 105
13) ヤコブ・シュムルツ [CZE] [ドゥカティ] 105
14) ロレンツォ・ランチ [ITA] [ドゥカティ] 99
15) カール・マガリッジ [AUS] [ホンダ] 71
16) ケナン・ソフォグル [TUR] [ホンダ] 47
17) 玉田誠 [JPN] [カワサキ] 41
18) レジス・ラコーニ [FRA] [カワサキ] 37
19) トム・サイクス [GBR] [スズキ] 35
20) ロベルト・ロルフォ [ITA] [ホンダ] 35
21) 中冨伸一 [JPN] [ヤマハ] 32
22) カル・クラッチロウ [GBR] [ホンダ] 20
23) ジェームス・エリソン [GBR] [ホンダ] 19
24) アイルトン・バドビーニ [ITA] [カワサキ] 18
25) ラッセル・ホランド [AUS] [ホンダ] 14
26) ダビ・チェカ [ESP] [ヤマハ] 12
27) レオン・ハスラム [GBR] [ホンダ] 8
28) セバスチャン・ジンバート [FRA] [ヤマハ] 7
29) 青山周平 [JPN] [ホンダ] 5
30) ニッコロ・カネパ [ITA] [ドゥカティ] 3
31) クリス・ウォーカー [GBR] [ホンダ] 2
32) マイケル・ベック [USA] [ヤマハ] 1
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