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グレッシーニ・ホンダが2008年度のチームカラーを公式発表 |
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2008年2月13日
1年ぶりにタイトル・スポンサーを獲得したグレッシーニ・ホンダは2月12日、イタリアのミラノにあるサッカー競技場のサン・シーロにおいて、2008年マシンと新チームカラーの公式お披露目式典を実施している。
■ベールを脱いだサンカルロカラーのRC212V
この式典の会場となったサン・シーロ競技場のカンファレンス・ルームには白いベールに覆われたRC212Vが展示されており、それをメディア関係者が見守る中、チーム・オーナー兼監督のファウスト・グレッシーニと、チームの2008年度のタイトル・スポンサーとなったサン・カルロ社の社長を務めるアルベルト・ビタローニ氏、ならびに2008年度のグレッシーニ・ホンダのライダーである中野真矢選手とアレックス・デ・アンジェリスがマシンの横に登場し、この4名が全員でマシンからベールを取り払った。
また4人の側には、DORNAのCEOであるカルメロ・エスペラータ氏も同席、新マシンの登場をその場で見守っている。
■チームの正式名称は「チーム・サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ」
なお、過去にタイトル・スポンサーを務めていたスペインのたばこブランドであるフォルツナが2006年を最後にチームから離れ、昨年の2007年は台湾の液晶モニターメーカーであるハンスプリーを主要スポンサーに迎えたもののタイトル・スポンサーの獲得には至らなかったグレッシーニ・ホンダ・チームだが、今年は過去2年間チームのスポンサーの1つであったイタリアのスナック菓子ブランド「サンカルロ」がタイトル・スポンサーとして名乗りをあげ、1月31日にチームと正式に2008年MotoGPシーズンに向けての契約を交わしている。
そこで今回の式典では、グレッシーニ・ホンダは晴れてチームの登録名称を「チーム・サンカルロ・ホンダ・グレッシーニ」と改め、白を基調としたホンダRC212Vの両脇に大きくサンカルロの赤のブランド・ロゴを配した2008年マシンのカラーリングを披露するに至った。
■グレッシーニ監督「全勢力を今シーズンの勝利に向けて注ぐ」
今回の公開式典の場において、チーム・サンカルロ・ホンダ・グレッシーニのオーナー兼監督を務めるファウスト・グレッシーニは、2008年シーズンに向けての意気込みを以下の通りコメントしている。
「新しい戦いに向けての準備はこれで整いました。MotoGPの世界に初めて参入する新しい重要なスポンサーの支援をこれからわたしたちは受ける事になります」とグレッシーニ監督。
「また、チームのライダーであるデ・アンジェリスと中野の組み合わせは完璧な体制と言えるでしょう。アレックスは若いライダーですが、最高峰クラスに向けての準備は万全です。また真矢は2000年の250ccクラスにおいてヤマハでランキング2位を獲得し、その後はカワサキやホンダなどの豊富な経験を持つライダーです」
「さらには、このチームは日本のホンダのスタッフからの多くの協力が得られますので、真矢にとってもリラックスできる環境だと言える筈です」
「ここまでにマレーシアとオーストラリアで冬季テストを行いましたが、どちらも順調に進み満足できる内容でした。彼らの走りはチームの良好な状況を示すものだったと思います」
「現在、わたしたちはホンダの新しいエンジンの到着を待っているところですが、その進化により、RC212Vの性能が昨年を大きく上回る事は間違いありません」
「例年通り、私は自身の魂の全てを今シーズンの勝利に向けて注ぎ込みます」
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